美味しいお茶の入れ方
緑茶の標準的な入れ方 (早見表)
緑茶の標準的な入れ方(早見表)は、各種日本茶の標準品を使用し、その茶の特徴を最も出せる入れ方を検証した結果です。しかしお茶にはそれぞれ個性があり、全てをこの基準に沿って入れれば良いのではありません。
例えば、最近市販されている煎茶は、成分が溶出しやすいように、蒸し時間がやや長めのものや、普通煎茶と深蒸し煎茶をブレンドしたりすることもあるため、下記の表の基準に沿って入れた場合は、当然にして濃い、薄いの差が出てきてしまいます。
まずは基準の入れ方を試してから、その茶に合う、またご自分の好みに合わせて、お茶の量、お湯の温度、浸出時間などを調整して入れて下さい。
▼緑茶の標準的な入れ方 (早見表)
茶種 | 人数(人) | 茶量(g) | 湯量(ml) | 湯温(℃) | 浸出時間(秒) |
玉露(特) | 3 | 10 | 60 | 50 | 150 |
玉露(並) | 3 | 10 | 60 | 60 | 120 |
煎茶(上) | 3 | 6 | 170 | 70 | 120 |
煎茶(並) | 5 | 10 | 430 | 90 | 60 |
かぶせ茶 | 3 | 8 | 170 | 80 | 60 |
深むし茶 | 3 | 8 | 170 | 80 | 30 |
焙じ茶 番茶・玄米茶 | 5 | 15 | 650 | 熱湯 | 30 |
茎茶 | 3 | 6 | 270 | 80 | 60 |
芽茶 | 3 | 6 | 170 | 90 | 40 |
粉茶 | 3 | 5 | 250 | 熱湯 | 即時 |
抹茶(薄茶) | 1 | 2 | 60 | 80 | ― |
水出し煎茶 (ティーバッグ) | ― | 10 | 水1L | 冷水 | 冷蔵庫で20分 |