『穂先がやや硬めの仕上がりです。』
手軽に始められる 修竹園の中国製茶筅80本立
お値打ちな中国製茶筅です。お稽古用や普段使いにお使いください。
日本製茶筅に比べると約半値ですので、抹茶初心者の方は手軽に始めていただけます。
茶筅の竹の種類と本数
茶筅は、抹茶を点てる時に必ず必要な竹製の茶道具です。
茶碗の中で、抹茶とお湯をかき混ぜるために使います。
竹の種類は何種類かありますが、いちばん一般的なのは淡竹です。※淡竹とは白竹のこと。
流派によって、煤竹(すすたけ)や紫竹(しちく)を使う場合もあります。
穂の数もさまざまで、16本立(平穂)~120本立までありますが、一般的に使いやすい茶筅は数穂・80本立・100本立・120本立と言われています。
穂の数が多い程、きめ細かで舌触りが滑らかな抹茶を点てることができますが、反面持ち手が太くなります。
またお茶の点て方によって、穂の多いものは薄茶向き、少ない方が濃茶向きです。
お茶の点て具合や、持ち手の持ちやすさなど、人それぞれの好みがあるのでこれが一番と言うものはございません。
下記の説明を参考に、ご自分に合った茶筅をお選びください。
数穂
穂の数は68~74本。穂先がしっかりして、腰の強い茶筅です。濃茶を練るのにもおすすめです。持ち手が細いので、手の小さな方でも持ちやすい茶筅です。
80本立
穂の数は75~80本。数穂と同様に持ち手は細めです。穂の数は120本立や100本立に比べると少なめですが、普段から抹茶を点てることに慣れている方には十分美味しい抹茶が点てられると思います。
100本立
穂の数は81~95本。持ち手は若干太くなりますが、穂先も細かくなり滑らかな抹茶を点てることが出来ます。抹茶初心者の方にもおすすめです。
120本立
穂の数は96~120本。持ち手はしっかりとしています。穂数が多く、穂先を一本ずつ先細くしているため、お抹茶をきめ細かく点てることができます。
茶筅の取り扱い方
茶筅は竹でできているため、割れたりカビが生えたりと、傷みやすく変形しやすいため、やさしく扱ってください。
使い始め
新しい茶筅は、汚れを落とすために水を張ったボウルの中で茶筅の穂を振って軽く水洗いします。
次にお湯を入れた茶碗の中に茶筅を入れ「茶筅通し」をします。(穂先が柔らかくなり、弾力が出るので点てやすくなります。)
普段のお手入れ
使用前も出来るだけ「茶筅通し」をするのがおすすめです。
使用後は茶筅に抹茶が残らないようによく洗い、落ちない抹茶はやさしく手でこすり取ります。形を整え、茶筅直しに挿しておきます。
完全に乾燥した後、茶筅直しに挿したまま、高温多湿を避けて、日の当たらない涼しい場所で保管します。(湿った状態でしまってしまうとカビの原因になります。)
茶筅直しがない場合は穂を上にして立てておきます。
茶筅は消耗品です。穂先が折れたり、痩せてきたら交換をおすすめします。